マスターランク34連勝の魔海ランプドラゴン
ナーフ前の環境でマスターランク34連勝した、ゆうおぴょ氏の魔海ランプドラゴンです。
ナーフのために既に環境が変わってしまいましたが、管理人がしばらくシャドバから離れていたこともあり、以前の強いデッキを調べています。
このランプドラゴンについては、水竜神の巫女、天界への階段の2種類のカードがナーフされてしまったので、弱体化の影響はけっこう大きいと思います。
天界への階段は、序盤で出すタイミングがかなり難しくなったはずです。2PPは竜の託宣やドラゴサモナー、3PPはドラゴンナイト・アイラといったように、序盤で最優先の動きが決まっているデッキですし。4PPでアイラ+天界への階段みたいな動きもできなくなるので、序盤の動きは課題になりやすいのかなと思います。
魔海の女王を使ったデッキは、フォロワーによるコンボデッキという側面があるので、どうしてもフォロワーを引けないとパーツが集まらないという問題点が出てきます。天界への階段が2コストになったからといって、簡単に抜けるかというと、なかなか難しそうなイメージです。
水竜神の巫女については、ナーフされても必ず入るカードなので、どのくらい影響が出るかですね。
体力4と5の違いはそこそこ大きくて、ただの1点分にはならず、処理できなかった場合に追加3点回復というおまけ付きです。対アグロの場合は、処理できないだけで勝負が決まってしまうことも多いカードなので、体力1点分だといって馬鹿にできないと思います。
このデッキが新環境でどのくらい強いかは何とも言えないです。ただし、元が34連勝できるような超強力デッキであり、ナーフされるのが(たかだか?)40枚中の5枚と考えると、それでも強デッキの一角を占めるんじゃないかという予想はできます。
それでは、デッキ構築の分析をいくつかの角度からしてみます。
現在は、竜の託宣、ドラゴンナイト・アイラ、水竜神の巫女、竜の闘気の4種類のPPブーストカードはすべて3枚が当たり前になっています。それに加えて、ドラゴサモナーのサーチでPPブーストフォロワーを引っ張って来たり、「ウルズ→アイラ」のPPブーストがあるので、ランプドラゴンの中でもかなり早くPPブーストができる構築になっています。
それに加えて、ニュートラルフォロワーがけっこう入っているので、ドラゴサモナーでPPブーストフォロワーを引く確率がそこそこ高いことに注目すべきだと思います。ランプドラゴンの構築で、ドラゴサモナーのサーチ対象をどうするかは、構築の腕が問われるところです。
このデッキの場合は、(ドラゴサモナー自体を除くと)ドラゴンフォロワー13枚中、PPブーストフォロワー6枚(46%)、残り7枚はすべて疾走フォロワー(54%)という内訳になっています。
次は、魔海の女王のコンボ周りについてです。
まず、コンボのキーカードの魔海の女王が3枚です。その3枚を引けるかどうかも問題なのですが、このデッキの場合は「フォルテ→ウルズ」のようなコンボも入っていますし、ジェネシス、ゼウス、フォルテ、大鎌といった疾走をシンプルに飛ばしてもいいので、コンボへの依存度は低めだと思います。1枚で使っても強いカードが多いからです。
アンリエットが入ったデッキもよくあるのですが、1枚のときの強さが弱いので、コンボへの依存度がやや高くなります。
続いて、魔海の女王で出すためのニュートラルですが、バハムート3枚、ゼウス2枚、ウルズ2枚などになります。ただし、バハムートだと魔海の女王自体も飛ばしてしまいますし、疾走でいきなり決めたい時に使えるのはゼウスとウルズの4枚です。
魔海の女王で出すためのドラゴンカードの方は、ジェネシス2枚、フォルテ2枚の計4枚が一番使いたいカードです。
つまり、このデッキは魔海の女王で出したいカードとして、ニュートラル4枚、ドラゴン4枚というバランスで構築されているということです。このバランスは参考になりますし、これら計8枚は魔海の女王なしで使っても十分に強いというのもポイントです。
最後に、手札からいきなり大ダメージが出るデッキというのはやっぱり強いです。奇襲性が高く、相手の判断ミスをかなり誘発しやすいと思います。
魔海ランプドラゴンで34連勝のゆうおぴょ氏のツイッター
結局34連勝で終わりました pic.twitter.com/rzbFI4Xd5g
— ゆう^おぴょ^ (@ika_yuu_) November 18, 2017