ミッドレンジネクロ(16連勝デッキ、ローテーション)
アディショナルカード追加後のローテーション環境で、ドロシー氏のグランドマスター16連勝のミッドレンジネクロのデッキレシピです。
新カードとして「幽霊支配人・アーカス」「スカルデッドロード」の2種類が2枚ずつ採用されています。
幽霊支配人・アーカスに依存しないで、なおかつアーカスを出しやすくするためのデッキ構築が特徴です。
幽霊支配人・アーカスへの依存度
現環境のミッドレンジネクロには、幽霊支配人・アーカスとのシナジーを強く意識した構築と、そうでない構築があります。
たとえば、勝率74%のアーカスミッドレンジネクロ(参考デッキ↓)では、幽霊支配人・アーカスが3枚採用で、1~3コストのフォロワーの選択も、アーカスとの相性が強く意識されています。
また、JCG大会3位のアーカスミッドレンジネクロ(参考デッキ↓)は、上のデッキよりはアーカスへの依存度が低いデッキですが、やはりアーカスとの相性を意識したカードが目立ちます。
本記事のデッキレシピは、アーカスネクロと呼ぶよりは、ミッドレンジネクロと呼ぶのにふさわしく、幽霊支配人・アーカスがなくても勝てるデッキ構築となっています。1~3コストのフォロワーの選択が、アーカスにあまり引きずられない結果として、序盤から中盤の動きが強くなり、逆にアーカスを出しやすくなっていることにも注目したいと思います。
1~3コストのカード選択
1コストフォロワーは、スタッツ1/2と1/1では全然違うので、幽霊支配人・アーカスを出す前はゴブリンの方が強いです。
不採用の悪戯な幽霊は、アーカスを出す前が弱く、ネクロマンス3は破魂の少女や災厄の屍王などのためのネクロマンスを消費してしまいます。
2コストフォロワーはスタッツ2/2が強く、ネクロが後攻で弱いことを考慮すると、進化効果持ちの天界の尖兵やハッピーピッグの重要度が高くなります。ハッピーピッグは、アーカス後に出すと1点回復でリーサルずらしを狙えます。
逆に、不採用なのがデーモンイーターです。デーモンイーターは、アーカス後にゴーストを生贄にすると強いですが、序盤で出すと盤面が弱くなり、そのまま押し切られる場合が多いです。
2コストスペルとして、アーカス前は2:1交換で不利となる呪われた忠誠が不採用です。このカードもゴーストを生贄にすると効率が良いですが、序盤から中盤にかけては盤面が弱くなるリスクがあります。
3コストはスカルリングが2枚採用です。3ターン目に出す場合は一番強いカードで、災厄の屍王を4ターン目に出す場合のネクロマンス稼ぎにも役立ちます。
ただし、アーカス後は弱いので、それが2枚採用の理由だと思います。
純心の歌い手とバイヴカハは、アーカス前でも悪くないですし、アーカス後は非常に強力なフォロワーです。
全体としては、幽霊支配人・アーカスを出す前の方が重視されており、アーカス後に強いカードについては、アーカス前でも悪くないカードに限定されています。
ミッドレンジネクロのデッキレシピの引用元ツイッター
フェアフェアリノ導きリノリノ進化の16
ネクロ飽きてきたので少しヴァンプ使います pic.twitter.com/xXwuyCTN2O
— DoS┃ドロシー・ウェスト (@Dorothy_rate) June 10, 2018