新カードパック「運命の神々」の新カード評価です。
・深淵の約定・ダルホード(ヴァンパイア)
・神域の法王(ビショップ)
・ピラータートル(ビショップ)
以上、3枚の新カード情報とカード評価になります。
カード評価については、評価値での分析によって数値化しています。
深淵の約定・ダルホード(ヴァンパイア)
深淵の約定・ダルホード(ヴァンパイア)
レジェンド フォロワー 4コスト
進化前4/3→進化後6/5
【ファンファーレ】狂乱状態なら、相手のフォロワー1体を破壊する。相手のリーダーに3ダメージ。
【進化時】自分のリーダーに3ダメージ。漆黒の契約1つを出す。
漆黒の契約(ヴァンパイア、関連カード)
漆黒の契約(ヴァンパイア)
ゴールド アミュレット 3コスト
【カウントダウン】3
【ファンファーレ】自分のリーダーに6ダメージ。
自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復して、カードを1枚引く。
深淵の約定・ダルフォードの評価
総合評価:A+(採用上位レベルの中でも強力)
進化時能力と狂乱能力の2つを持つフォロワーで、ドローソース・自傷・回復・バーン・確定除去といった多様な役割を持つカードです。
進化時能力の方は「漆黒の契約」を出すので、合計すると自傷3点、回復6点、ドロー3枚になります。
タイムラグが発生しますが、自傷回数を1回稼ぎながら差し引き3点回復して、ドローを3枚もできるので、強力な進化時能力と言えるでしょう。
ただし、手札が少ない先攻だと、5ターン目に進化するとドローが6ターン目からで遅いですし、5ターン目に1PP余るのも気になります。
後攻の場合は、進化で1面処理しかできないのがネックで、さらに手札の多い後攻だとドローしすぎて手札が溢れる危険性もあるでしょう。
しかし、以下のカード評価によるとA評価相当のカードパワーはありますし、「悪夢の始まり」がローテーション落ちするので、ドローソースとしての必要性も高いと思います。
<進化時能力を使った場合の評価値>
スタッツ(4/3):2.50 cos
ドロー(タイムラグありで3枚):4.50 cos
回復(タイムラグありで6点):4.50 cos
自傷(3点):-3.00 cos
自傷回数(1回):0.50 cos
コスト補正(4コスト):-0.50 cos
評価値の合計:8.50 cos
アド:4.50 cos
アドの1コスト換算:1.13 cos(A評価相当)
(評価値については以下のページに詳しい説明があります↓)
もう一つは狂乱能力で、自傷7回以上で発動するため、何ターン目ぐらいに狂乱状態に入れるかで評価が変わってきます。
新カードの「ディザスターヴァンパイア」のアクセラレートで、1コストで1回自傷できますし、その他の自傷カードも追加されれば、十分に実用可能なレベルになるのではないかと予想します。
仮に狂乱状態に入るのが遅くなっても、「深淵の約定・ダルホード」にはドローソースの役割もあり、そちらの能力も強いため(A評価相当)、手札で腐りにくくなっています。
狂乱能力については、確定除去1体とバーン3点なので、4コスト4/3に付く能力としてはかなり強いです。
以下のように、狂乱状態なら進化なしでもギリギリA+評価の強さがあるので、通常状態でも進化を切ってドローソースとして使えることを加味して、総合評価はA+にしたいと思います。
ただし、ドローソースとしての使いやすさに少し不安がありますし、狂乱状態に何ターン目ぐらいに入れるかの問題もあるため、もう少し評価が落ちる可能性もありますね。
<狂乱状態(進化なし)での評価値>
スタッツ(4/3):2.50 cos
確定除去(1体):5.00 cos
バーン(3点):3.00 cos
コスト補正(4コスト):-0.50 cos
評価値の合計:10.00 cos
アド:6.00 cos
アドの1コスト換算:1.50 cos(A+評価相当)
神域の法王(ビショップ)
神域の法王(ビショップ)
ゴールド フォロワー 5コスト
進化前2/3→進化後4/5
守護
自分のターン中、自分のリーダーが回復するたび、スネークプリースト1体を出す。
【ファンファーレ】自分のリーダーを2回復。カードを1枚引く。
【進化時】自分のリーダーを2回復。
スネークプリースト(ビショップ、関連カード)
スネークプリースト(ビショップ)
ブロンズ フォロワー 2コスト
進化前1/3→進化後3/5
守護
神域の法王のカード評価
総合評価:A+(採用上位レベルの中でも強力)
回復と守護の2つの要素を持つフォロワーなので、「清純なる祈り・エイラ」「グランドナイト・ウィルバート」を両方採用したエイラビショップにぴったりです。
「エイラの祈祷」が置かれている場合、「神域の法王」を進化させれば5コストで、
スタッツ6/7+2/4+1/3(全て守護)
回復4点
ドロー1枚
の動きが実現できるので、かなり強力だと思います。
後攻の場合は、
4T:清純なる祈り・エイラを進化
5T:神域の法王を進化
となり、エイラからの流れが綺麗に繋がります。
後述する新カード「ピラータートル」で「清純なる祈り・エイラ」をサーチできるので(必ずしも確定サーチではない)、この動きができる確率はけっこう高くなっています。
<エイラの祈祷ありで神域の法王進化の評価値>
元のスタッツ(2/3+1/3+1/3):4.25 cos
バフ(+1/+1を3回):2.25 cos
守護(バフ後のスタッツに付随):3.25 cos
ドロー(1枚):2.00 cos
回復(4点):2.80 cos
評価値の合計:13.55 cos
アド:8.55 cos(A+評価に相当)
アドの1コスト換算:1.71 cos(A+評価に相当)
(評価値については以下のページに詳しい説明があります↓)
先攻の場合は、「エイラの祈祷」がないと「神域の法王」をそれほど強く使えないため、5ターン目には「清純なる祈り・エイラ」を進化させたいですし、6ターン目は「グランドナイト・ウィルバート」「マシンフィンガー・イヴィル」もあるので、どのタイミングで出すのかが問題となります。
たとえば、
5T:清純なる祈り・エイラを進化(+1コスト)
6T:グランドナイト・ウィルバート
7T:神域の法王(+2コスト)
として、「グランドナイト・ウィルバート」から出てきた「聖騎兵」と合わせて、「エイラの祈祷」のバフをかけるイメージですね。
「神域の法王」の強みとしては、盤面に残ると「スネークプリースト」製造器になるので、盤面処理を強要しやすいことです。
弱点としては、進化を切らないと盤面処理ができないことが挙げられるので、「漆黒の法典」「セイクリッドカウンター」「平等なる裁き」のような一緒に使いやすい低コスト除去スペルが採用される可能性があります。
ただし、新カードの「伝道の司祭・ロレーナ」が、無料進化で盤面処理をできるので、「神域の法王」に進化を切りやすくなっていますし、フォロワー展開・守護・ドローといったロレーナとは別の役割を担うことができますね。
ピラータートル(ビショップ)
ピラータートル(ビショップ)
シルバー フォロワー 3コスト
進化前1/4→進化後3/6
守護
【ファンファーレ】コスト4のビショップ・フォロワーかコスト4のビショップ・アミュレットをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
ピラータートルのカード評価
総合評価:A(採用上位レベル)
コスト4のビショップカード(フォロワーorアミュレット)をサーチできます。
ビショップの4コストは「清純なる祈り・エイラ」「聖弓の使い手・クルト」「ミュースプリンセス・ミルフィ」「賛美の狂信像・イミナ」など強力なカードが多いので、これらをサーチできる「ピラータートル」は強いと思います。
特にエイラビショップにおける「清純なる祈り・エイラ」は、引けるか引けないかでデッキパワーに雲泥の差があるキーカードなので、その分だけ評価も上がります。
「ピラータートル」自身が3コストなので、3ターン目に出せば次の4ターン目に綺麗に繋がることもメリットですね。
本体は守護を持つので、エイラなど必要なカードをサーチした後でも役割を持てますし、「グランドナイト・ウィルバート」との相性も良いです。
ビショップの新カードはエイラビショップ向けのものが多く追加されており、「清純なる祈り・エイラ」「グランドナイト・ウィルバート」の両方が採用された型のエイラビショップが出て来るのではないでしょうか。
<ピラータートルの評価値>
スタッツ(1/4):1.50 cos
守護(1/4に付随):1.00 cos
サーチ(4コスト):4.50 cos
評価値の合計:7.00 cos
アド:4.00 cos
アドの1コスト換算:1.33 cos(A評価相当)
通常のドローは評価値2.00 cosですが、デッキのキーカードをサーチできる(+2.00 cos)、3~4ターン目に綺麗に繋がる(+0.50 cos)ことを評価して、「ピラータートル」のサーチは4.50 cosとしています。
(評価値については以下のページに詳しい説明があります↓)