環境レポート(ローテーション、2018年7月23日~7月29日)
Shadowverse Logのデータを用いたローテーション環境の環境レポートです。
先週の環境レポートでは、ナーフ前とナーフ後の両方のデータが混ざっていましたが、今回のデータはナーフ後環境のみとなります。
先週の環境レポートと比較すると、クラス使用率は、
ロイヤル:1位→2位
ネメシス:2位→1位
エルフ:3位→3位
ビショップ:4位→5位
ウィッチ:5位→4位
ドラゴン:6位→6位
ネクロマンサー:7位→7位
ヴァンパイア:8位→8位
となり、ナーフの影響が大きいロイヤルとビショップの使用率が低下しています。
ネメシスは蒼空の騎士のローテーション環境で初のクラス使用率トップとなりました。
ロイヤルが使用率2位で先週の1位から落ち、使用率3位~5位のエルフ・ウィッチ・ビショップの使用率はほぼ同じ数字となっています。
使用率6位のドラゴンは、上位5クラスとは少し離れていますが、トップのネメシスの使用数の半分以上はあるので、健闘していると言えるでしょう。
ネクロマンサーとヴァンパイアは、先週よりもさらに使用率が落ち込んでいます。
先週の環境レポートと比較すると、クラス勝率は、
ロイヤル:53.2%→51.7%
エルフ:52.5%→53.1%
ネメシス:52.3%→51.9%
ビショップ:50.6%→50%
ドラゴン:46.7%→48%
ウィッチ:46.1%→47.6%
ネクロマンサー:41.9%→40.3%
ヴァンパイア:40.8%→39%
となり、エルフ・ドラゴン、ウィッチの勝率が上がっていますが、特にエルフの勝率が53%以上で頭一つ抜けています。
環境上位クラスでは、ロイヤルの勝率の減少が目立っており、ナーフの影響がはっきりと現れた結果となりました。
環境レポート(デッキタイプ別、ローテーション)
先週の環境レポートと比較すると、使用率10位以内は、
ミッドレンジロイヤル:1位→2位
操り人形ネメシス:2位→1位
ギガントキマイラウィッチ:3位→3位
アグロエルフ:4位→4位
天狐ビショップ:5位→8位
ランプドラゴン:6位→6位
聖獅子ビショップ:7位→9位
ミッドレンジエルフ:8位→7位
アーティファクトネメシス:9位→11位
教会ビショップ:10位→5位
原初ドラゴン:圏外→10位
となっています。
先週のデータは、ナーフ前とナーフ後が混ざっていたので、純粋にナーフ後のデータは今回からとなります。
ナーフの影響があったミッドレンジロイヤルが使用率2位に落ちて、使用率トップは操り人形ネメシスになりました。
ナーフの影響が非常に大きいビショップは大変動があり、教会ビショップが5位まで急上昇したのに対して、天狐ビショップと聖獅子ビショップが転落しています。
原初ドラゴンは、蒼空の騎士のローテーション環境で初のトップ10入りです。
勝率上位は、アグロエルフ(55.4%)、天狐ビショップ(54.6%)、原初ドラゴン(54.2%)がトップ3ですが、使用率の順位と一致していないのが特徴です。
2番手グループが、操り人形ネメシス(53.2%)、ミッドレンジロイヤル(52.4%)の2つで、その他のデッキタイプは勝率50%以下となっています。
注目したいデッキタイプは、天狐ビショップです。
天狐ビショップは使用率こそ下がりましたが、勝率54.6%はビショップではトップ、全体でも第2位なのでナーフ後環境でも十分強いのかもしれません。
ただし、教会ビショップとのハイブリッド型も増えており、天狐の社を出されて初めて天狐ビショップだと分かるので、天狐の社を出せないまま負けてしまって、データにカウントされていない分も含まれると思われます。
実際の勝率は54.6%よりも低いことが予想されますが、7月29日のプロリーグで4チームすべてが天狐ビショップ(うち教会ビショップとのハイブリッド型が2つ)を持ち込んでおり、ビショップでは最も有力なデッキタイプとして認識されています。