新弾アルティメットコロシアムのネクロマンサーの試作デッキを4つ紹介します。
・自然妖怪ネクロ
・自然妖怪ネクロ(セレス採用型)
・冥界への霊道ネクロ
・ララ採用型コンボネクロ
以上、4つのデッキレシピがあります。
ネクロの新カード全11枚と、ニュートラルの新カード全9枚が、既に発表されています。ネクロで使用可能な新カードはすべて出揃ったので、試作デッキを作ってみました。
新弾アルティメットコロシアムのネクロは、「大妖狐・ギンセツ」「酒呑童子」など妖怪をテーマにした新カードがいずれも強力です。
それに加えて、「冥界への霊道」という面白いアミュレットや、1コストで葬送できてコンボにも使える「百鬼夜行」が追加され、デッキ構築の幅が広くなっています。
自然妖怪ネクロのデッキ
カード名 | コスト | 枚数 |
---|---|---|
コープスドッグ | 1 | 3枚 |
リヴァイヴ・マナ | 1 | 3枚 |
百鬼夜行 | 1 | 2枚 |
荒野の案内人 | 2 | 3枚 |
シープスピリット | 2 | 3枚 |
レジェンダリースケルトン | 2 | 3枚 |
魔拳法・ソーラ | 2 | 2枚 |
トート | 2 | 2枚 |
雪女 | 2 | 1枚 |
荒野の休息 | 2 | 3枚 |
悪意の憑依 | 2 | 3枚 |
火車 | 3 | 3枚 |
酒呑童子 | 4 | 3枚 |
ネクログループ・ルベル | 5 | 3枚 |
大妖狐・ギンセツ | 9 | 3枚 |
※新カードは赤文字で、リンク先はネクロの新カード全11枚のまとめページです。
新弾アルティメットコロシアムの新カードを採用した自然妖怪ネクロの試作デッキです。
新カードの中でも「大妖狐・ギンセツ」「酒呑童子」の2種類は、非常にカードパワーが高いと思います。(「大妖狐・ギンセツ」と「酒呑童子」のカードテキストはこのページの少し下にあります)
その他の新カードである「百鬼夜行」「火車」「雪女」も十分に強く、ギンセツや酒呑童子との相性も良いので、デッキに組み込みやすくなっています。
「酒呑童子」進化時のリーダー付与能力で、元の攻撃力か元の体力が1のフォロワーが疾走できる(1ターンに1回)ので、「コープスドッグ」「レジェンダリースケルトン」などを疾走させるのが大きな狙いになります。
終盤の8ターン目からは「雪女」で確定除去しながら6/5疾走を走らせることができ、9ターン目なら「大妖狐・ギンセツ」で疾走・突進・ドレイン・守護を一気に展開することが可能です。
「火車」は、「元の攻撃力1のフォロワー」「元の体力1のフォロワー」を1枚ずつサーチできるので、キーカードの「酒呑童子」や、疾走付与できるフォロワーを入手するのに役立ちます。
自然ネクロをベースにしているので、ナテラの大樹でドローを進められますし、「ネクログループ・ルベル」や「トート」によるフィニッシュプランも健在です。
ただし、「酒呑童子」からの疾走プランの方が速そうですし、「火車」のサーチ対象に「トート」が含まれるので、トートの採用枚数は2枚にしています。守護ビショップのように、疾走が通りにくいデッキが流行したら、トートの枚数を増やしたいですね。
「コープスドッグ」を疾走させる時に、2コストで強力な盤面処理ができる「魔拳法・ソーラ」を一緒に使うと強力です。
しかし、「酒呑童子」に進化を切っていますし、「レジェンダリースケルトン」と組み合わせた場合にネクロマンスの問題があるので、ソーラは2枚にしています。
「百鬼夜行」はデッキを掘り進めるのに役立ちますが、元の攻撃力か元の体力が1のフォロワーを葬送しないと、カードアドバンテージを失ってしまうので、採用枚数は2枚に抑え、該当する条件のフォロワーを多めに採用することも意識していますね。
ネクロマンサーは強力な新カードが多く追加されたクラスなので、新環境では期待できると思います。
大妖狐・ギンセツ(ネクロマンサー)
大妖狐・ギンセツ(ネクロマンサー)
レジェンド フォロワー 9コスト
進化前1/9→進化後3/11
【アクセラレート 2】一ツ尾狐1体を出す。
【アクセラレート 5】一ツ尾狐3体を出す。
————
自分の場に一ツ尾狐が出るたび、それは+1/+0されて、ドレインを持つ。
【ファンファーレ】一ツ尾狐4体を出す。
一ツ尾狐(ネクロマンサー、関連カード)
一ツ尾狐(ネクロマンサー)
レジェンド フォロワー 2コスト
進化前1/3→進化後3/5
突進
守護
【ラストワード】自分の「大妖狐・ギンセツ」すべてを+2/+0する。
酒呑童子(ネクロマンサー)
酒呑童子(ネクロマンサー)
ゴールド フォロワー 4コスト
進化前1/4→進化後3/6
必殺
【ファンファーレ】ネクロマンス 8;自分のEPを1回復。
【進化時】このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分が「元の攻撃力か元の体力が1のフォロワー」をプレイしたとき、それは疾走を持つ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
自然妖怪ネクロ(セレス型)のデッキ
カード名 | コスト | 枚数 |
---|---|---|
コープスドッグ | 1 | 3枚 |
リヴァイヴ・マナ | 1 | 3枚 |
百鬼夜行 | 1 | 2枚 |
シープスピリット | 2 | 3枚 |
レジェンダリースケルトン | 2 | 3枚 |
トート | 2 | 3枚 |
荒野の案内人 | 2 | 2枚 |
荒野の休息 | 2 | 3枚 |
悪意の憑依 | 2 | 3枚 |
火車 | 3 | 3枚 |
酒呑童子 | 4 | 3枚 |
永遠の花嫁・セレス | 5 | 3枚 |
ネクログループ・ルベル | 5 | 3枚 |
大妖狐・ギンセツ | 9 | 3枚 |
※新カードは赤文字で、リンク先はネクロの新カード全11枚のまとめページです。
最初のデッキと同じく自然妖怪ネクロですが、「永遠の花嫁・セレス」が入っているセレス型自然ネクロの試作デッキです。(「永遠の花嫁・セレス」のカードテキストはこのページの少し下にあります)
永遠の花嫁・セレスからの「永遠の誓い」で、最短7ターン目に「大妖狐・ギンセツ」を出せたり、「ネクログループ・ルベル」「コープスドッグ」などを絡めたビッグターンを作りやすいのが魅力となっています。
さらに、セレスの回復が役立ったり、セレスの除去に苦労する対面もあったりするので、セレス型も有力な選択肢になるのではないでしょうか。
ただし、セレスが「火車」のサーチ対象になるために、「酒呑童子」「大妖狐・ギンセツ」へのアクセスがやや悪くなるのは気になりますね。
「永遠の花嫁・セレス」を採用している部分は、最初のデッキと似たような構築ですが、先攻と後攻で優先させるプランを変えることを意識しています。
後攻の場合は、新カードを活用して、
4T:酒呑童子進化
5T:永遠の花嫁・セレス
6T:永遠の誓い+2コスト以下のカード
7T:大妖狐・ギンセツ
の動きを狙います。
先攻の場合は、森羅咆哮環境の自然ネクロも先攻ではかなり強かったですし、「ネクログループ・ルベル」「トート」などを活かした従来の戦い方でも悪くないと思います。
ちなみに、「荒野の案内人」が2枚なのは、先攻2ターン目には最優先で置きたいですが、後攻は「大妖狐・ギンセツ」を強く使うために、ナテラの大樹を盤面に置かない状況も想定しているからです。
新環境が始まれば、セレス採用型の長所や短所、デッキ相性などが明らかになっていくのではないでしょうか。
永遠の花嫁・セレス(ネクロマンサー)
永遠の花嫁・セレス(ネクロマンサー)
レジェンド フォロワー 5コスト
進化前1/4→進化後3/6
自分のターン終了時、自分のリーダーを3回復。
【交戦時】交戦する相手のフォロワーに3ダメージ。
【ファンファーレ】永遠の誓い1枚を手札に加える。
永遠の誓い(ネクロマンサー、関連カード)
永遠の誓い(ネクロマンサー)
レジェンド スペル 6コスト
自分の手札のネクロマンサー・カードすべてのコストを-2する。
冥界への霊道ネクロのデッキ
カード名 | コスト | 枚数 |
---|---|---|
百鬼夜行 | 1 | 3枚 |
ソードエンジェル・エフェメラ | 2 | 3枚 |
死の夢の少女 | 2 | 3枚 |
魔拳法・ソーラ | 2 | 3枚 |
スカルクレイン | 2 | 2枚 |
雪女 | 2 | 1枚 |
悪意の憑依 | 2 | 2枚 |
火車 | 3 | 3枚 |
冥守の継承者・カムラ | 3 | 2枚 |
マミーコック | 3 | 1枚 |
酒呑童子 | 4 | 3枚 |
シヴァ | 6 | 3枚 |
鳴動のギガントスカル | 7 | 3枚 |
冥界への霊道 | 7 | 3枚 |
イグジストソード・ギルト | 8 | 2枚 |
大妖狐・ギンセツ | 9 | 3枚 |
※新カードは赤文字で、リンク先はネクロの新カード全11枚のまとめページです。
アルティメットコロシアムの新カード「冥界への霊道」が面白そうなアミュレットなので、冥界への霊道ネクロの試作デッキも作ってみました。
「冥界への霊道」「鳴動のギガントスカル」「シヴァ」の3種類が主なコンボパーツです。(この3種類のカードテキストはこのページの少し下にあります)
他には、リアニメイト4を持つ「冥守の継承者・カムラ」も採用しています。
この試作デッキでは不採用ですが、「昏く淀む者・タルタロス」「ハザードネクロマンサー」などもリアニメイト関連カードなので、冥界への霊道ネクロの採用候補になります。
しかし、これらのカードは要求されるネクロマンスが多いため、「ソウル・コア」などを採用しないと厳しそうなので、コンボ色が強くなりすぎると思います。
あとは、「リヴァイヴ・マナ」にもリアニメイト4が付いていますが、10ターン目以降なので遅くなります。
10ターン目に「冥界の霊道」から「リヴァイヴ・マナ」を連打して、「ソウルテイカー・ララ」などを疾走させるデッキも楽しそうですが、今回の試作デッキでは速さや安定性を重視しています。
本記事の試作デッキに話を戻すと、
6T:シヴァ
7T:冥界への霊道
という動きで、「冥界への霊道」のリアニメイト7で「シヴァ」を出すか、葬送した「鳴動のギガントスカル」を出すことになります。
シヴァだけの場合は疾走5点+バーン4点=9点で、鳴動のギガントスカルだけの場合は疾走6点(+全体3点除去)、シヴァ+鳴動のギガントスカルなら疾走6点+バーン4点=10点(+全体3点除去)ですね。
いずれも20点には足りないので、残りをどのように削るのかが問題です。
「酒呑童子」を進化させていると、「ソードエンジェル・エフェメラ」進化で疾走7点、「雪女」のエンハンス8だと疾走6点を飛ばすことができます。
他には、「冥界への霊道」を置いた後の8ターン目に、2枚目の冥界への霊道を出したり、「冥守の継承者・カムラ」のエンハンス6で、カムラを疾走させながらリアニメイトしたフォロワーも疾走し、「酒呑童子」に進化を切っていた場合は残った2PPでエフェメラなども疾走させるイメージです。
9ターン目になると「大妖狐・ギンセツ」も選択肢に入ります。
コンボ色があまり強くならないように注意しているので、序盤から相手リーダーの体力を削って、7~8ターン目にリーサルが決まるのが理想ですね。
コンボパーツである「冥界への霊道」「鳴動のギガントスカル」「シヴァ」は6~7コストで事故要因になるので、「死の夢の少女」を3枚採用して、2~3ターン目をカード1枚で埋めやすくしています。
ナテラの大樹が入ってないので、ドローソースとして採用した「イグジストソード・ギルト」や「マミーコック」を使いやすくするためにも、死の夢の少女からの「深淵の夢」が便利です。
「スカルクレイン」はラストワードで手札に加えたスケルトンを、「百鬼夜行」で葬送したり、ギルトやマミーコックで破壊するために採用しています。
「冥界への霊道」デッキは色々な構築があると思いますが、本記事の試作デッキのような形も悪くないと思います。
冥界への霊道(ネクロマンサー)
冥界への霊道(ネクロマンサー)
シルバー アミュレット 7コスト
【カウントダウン 3】
自分のターン中、リアニメイトによって自分の場にフォロワーが出るたび、ネクロマンス 4;それは疾走を持つ。
【ファンファーレ】葬送したなら、リアニメイト 7
シヴァ(ニュートラル)
シヴァ(ニュートラル)
レジェンド フォロワー 6コスト
進化前5/6→進化後7/8
守護
【ファンファーレ】このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン終了時、6、9、12ターン目なら、自分のリーダーを2回復。7、10、13ターン目なら、自分のフォロワーすべてを+1/+0する。8、11、14ターン目なら、相手のリーダーに4ダメージ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
鳴動のギガントスカル(ネクロマンサー)
鳴動のギガントスカル(ネクロマンサー)
レジェンド フォロワー(機械) 7コスト
進化前6/6→進化後8/8
自分のターン終了時、お互いの「機械でないフォロワー」すべてに3ダメージ。
ララ採用型コンボネクロのデッキ
カード名 | コスト | 枚数 |
---|---|---|
百鬼夜行 | 1 | 3枚 |
沈黙の詩 | 1 | 3枚 |
レジェンダリースケルトン | 2 | 3枚 |
グレートレッサーマミー | 2 | 3枚 |
スカルクレイン | 2 | 3枚 |
雪女 | 2 | 2枚 |
悪意の憑依 | 2 | 2枚 |
火車 | 3 | 3枚 |
ソウル・コア | 3 | 3枚 |
ソウルテイカー・ララ | 4 | 3枚 |
酒呑童子 | 4 | 3枚 |
死を知る者 | 8 | 3枚 |
大妖狐・ギンセツ | 9 | 3枚 |
昏く淀む者・タルタロス | 12 | 3枚 |
※新カードは赤文字で、リンク先はネクロの新カード全11枚のまとめページです。
最後は、「ソウルテイカー・ララ」を軸としたコンボネクロの試作デッキです。(「ソウルテイカー・ララ」と「百鬼夜行」のカードテキストはこのページの少し下にあります)
1コストで葬送ができる「百鬼夜行」が追加されたので、
5PP:百鬼夜行(大妖狐・ギンセツを葬送)+ソウルテイカー・ララ
の動きで、0コストの(ただし、ターン終了時に破壊される)「大妖狐・ギンセツ」を手札に加えることができます。
もともと、「昏く淀む者・タルタロス」と組み合わせたコンボデッキがありましたが、「百鬼夜行」が加わったことでコンボの幅が広くなり、コンボの成功率も上がると思います。
0コストの「大妖狐・ギンセツ」は、「酒呑童子」で疾走させるのが一つの方法です。
他には、「沈黙の詩」と組み合わせる方法もあり、
6PP:百鬼夜行(ギンセツを葬送)+ララ+ギンセツ(0コスト)+沈黙の詩
の動きをすると、ターン終了時にギンセツが破壊されずに盤面に残ります。
百鬼夜行の代わりに「昏く淀む者・タルタロス」でも、同様のコンボが可能ですね。
サブギミックとして、
・「酒呑童子」進化からの疾走付与
・「グレートレッサーマミー」進化による疾走付与
などを組み込んでいて、ネクロマンスを大量に消費する動きが色々あるので、「ソウル・コア」を採用しています。
結果として、コンボ色が非常に強いデッキになっており、キーカードの「ソウルテイカー・ララ」を確定サーチできないため安定性が低いのが欠点ですが、コンボの面白さと爆発力はあると思います。
コンボ色の強さからデッキバランスを整えるのが難しかったので、実際に使いながら改良していきたいですね。
ソウルテイカー・ララ(ネクロマンサー)
ソウルテイカー・ララ(ネクロマンサー)
レジェンド フォロワー 4コスト
進化前4/4→進化後6/6
【ファンファーレ】このターン中に破壊された自分のフォロワー(ソウルテイカー・ララを除く)と同名のフォロワー1枚を手札に加える。そのコストを0にする。それは「自分のターン終了時、このフォロワーは破壊される」を持つ。(このターン中に破壊されたフォロワーが複数あるなら、その中からランダムに1枚)
百鬼夜行(ネクロマンサー)
百鬼夜行(ネクロマンサー)
ブロンズ スペル 1コスト
葬送したなら、ネクロマンサー・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
「元の攻撃力か元の体力が1のフォロワー」を葬送したなら、1枚ではなく2枚手札に加える。