ギガントキマイラウィッチ(23連勝デッキ、ローテーション)
7月18日のナーフ後の新環境で、プロリーグのEnju選手のローテーション23連勝のギガントキマイラウィッチのデッキレシピです。
ギガントキマイラウィッチは、ローテーション環境の上位のデッキとの相性で微不利が多いデッキタイプです。
ミッドレンジロイヤル:微不利
操り人形ネメシス:微不利
ミッドレンジエルフ:微不利
聖獅子ビショップ:微不利
しかし、現環境では大幅不利の相手が少なくなっています。(Shadowverse Logの勝率データにナーフの影響を加味)
ナーフ前環境ではアグロエルフに大幅不利でしたが、イピリアのナーフで苦手とする潜伏フォロワーが減り、翠嵐の斧使い採用型などのミッドレンジ寄りのデッキが増加しているので、アグロエルフにも大幅不利は付かないです。
さらに、ミッドレンジロイヤルで小さな聖騎士・シャルロッテや円卓会議の採用率が減少し、白と黒の決闘がナーフされたので、ナーフ前環境よりも戦いやすくなっています。
聖獅子ビショップは封じられた法典のナーフで少し弱体化していますし、聖獅子の神殿を破壊できる熾天使の剣を採用すれば、微不利ぐらいに収まるでしょう。
また、コントロール系のデッキやランプドラゴンには有利が付きます。
ナーフ後環境で注目の教会ビショップ(参考:プロリーグの教会ビショップのデッキ4つ(↓))との相性が気になりますが、烈風の翼神・ガルラで9ターン目のリーサルを想定したデッキなので、少なくとも互角ぐらいには戦えるのではないでしょうか。
まとめると、ギガントキマイラウィッチは環境上位に対して微不利ぐらいが多く、大幅不利な相手がいないので、プレイング次第で大型連勝も可能ということでしょう。
Enju選手のデッキレシピに話を戻すと、アイシクルランス2枚、ノヴァフレア2枚、宿命の語り部・ルーニィ2枚で、刺さる状況や相手を選ぶカードが2枚採用となっています。
他の参考デッキとして、禁忌型ギガントキマイラウィッチの17連勝デッキ(↓)でも、ノヴァフレアやルーニィは2枚採用となっています。
アイシクルランスはマグナスやシャルロッテがある対ミッドレンジロイヤルを想定、ノヴァフレアはエルフに刺さりやすく、ルーニィは相手の序盤のフォロワー展開が遅い場合に使いやすいカードです。
マジックオウルとゴーレムの練成が2枚ずつなのは、マジックオウルはルーニィと進化権を取り合いますし、2ターン目に使うなら運命の導きなどのスペルブーストを進められるゴーレムの練成の方が強いからだと思います。
3枚採用のカードは、熾天使の剣を除き、ギガントキマイラウィッチでは3枚採用が標準的なカードばかりです。
熾天使の剣については、聖獅子ビショップの聖獅子の神殿を破壊できますし、天狐の社が5コストになったのでエンハンスの6コストで破壊しても悪くはないです。ミッドレンジロイヤルに対しては、2コストフォロワーを確実に破壊できる点が評価できるでしょう。
ギガントキマイラウィッチは、ナーフ後環境で大幅不利な相手が少なくなったので、有力なデッキタイプだと思います。
ギガントキマイラウィッチのデッキレシピの引用元ツイッター
ナーフ後
23連したギガキマウィッチです。 pic.twitter.com/ERYHvLHY50— Enju (@Enju_shadoba) July 21, 2018