背徳バアルヴァンプ(16連勝デッキ、ローテーション)
Atmos氏がローテーション16連勝を達成した背徳バアルヴァンプのデッキレシピです。
背徳バアルヴァンプはアディショナルの「鏖殺の大悪魔」で強化されて、ランクマッチでは非常に多くなっていますね。
このデッキの特徴は「紅のワルツ」が1枚に減らされていることです。
「バアル」で融合できないカードをデッキから少なくすることで、全体6点除去の6枚融合の条件をかなり満たしやすくなっています。
現環境では6枚融合できる確率を高めないと勝負にならないので、火力スペルを減らしてでも融合枚数を重視するというコンセプトでしょう。
このデッキで融合できないカードは、
禍々しき侵食 3枚
ワンダーコック 3枚
鏖殺の大悪魔 3枚
紅のワルツ 1枚
の合計10枚だけです。
さらに、「禍々しき侵食」は0~1PP、「鏖殺の大悪魔」は1PPで手札交換できるので、デッキ内で融合を阻害するカードが非常に少なくなっています。
「バアル」で手札を交換してから、次のターンに連続して2枚目のバアルを全体除去で使う時に、バアルの3PPは必ず必要になるので、残りのPPで融合できないカードをすべて交換して融合カード6枚をそろえる必要があります。
この時に「ワンダーコック」は3~4PPで手札交換しながら手札の枚数も維持できますが、「紅のワルツ」は融合も手札交換もできないから駄目ということですね。
6枚融合の確率が上がっている代わりに、「紅のワルツ」の枚数が少ないので火力面で弱点があります。
「夜を統べる者・イリヤ」も不採用で、その分の火力も少なくなっているため、「バアル」の全体除去などで守護を破壊して疾走フォロワーを走らせるのが重要になりますね。
やっかいなのが「ラミエル」のように除去耐性を持つ守護でしょうか。
それから、一見火力が少ないように見えるのですが、「ショーダウンデーモン」が3枚採用されているためデッキの回転が良く、「鏖殺の大悪魔」を何回も引きやすい構築になっています。
盤面を綺麗に除去できれば「背徳の狂獣」の効果で、「鏖殺の大悪魔」のドローで打点を相手リーダーに飛ばせます。
特に「バアル」を何度も使ってデッキ切れ寸前になると、「鏖殺の大悪魔」のドローで「鏖殺の大悪魔」しか引かないという状況になることがあり、ドローを繰り返して最後に0コストに下がった「鏖殺の大悪魔」を出すという酷い動きもあります。
このような「鏖殺の大悪魔」絡みの動きがあるので、火力カードを減らしても、必ずしもバーンダメージの総量が減るわけでもないと思います。
背徳バアルヴァンプの連勝デッキのツイッター
背徳バアルで16連勝しました~
ワルツ無い方が安定してていい感じ#シャドバ #シャドバ連勝 pic.twitter.com/ZPNq0DBzpN— Atmos (@Atmos_NaT) December 3, 2020