グランプリ「BOSアンリミテッド杯」が7月19日から始まりますが、アンリミテッド環境で注目のデッキタイプの一つが秘術ウィッチです。
「幻惑の奇術師」がナーフ前の能力に上方修正されていますし、苦手な天狐ウィッチがナーフにより弱体化したのも追い風です。本記事では、
・秘術ウィッチ(16連勝、プロリーグ)
・秘術ウィッチ(JCG準優勝)
の2つのデッキを取り上げます。プロリーグで採用された影響もあり、ランクマッチでも増加することが予想されます。
秘術ウィッチ(16連勝デッキ、アンリミテッド)
1つ目は、プロリーグのけんぴ選手のアンリミテッド16連勝の秘術ウィッチのデッキレシピです。
蒼空の騎士の新カード「開闢の錬金術師・カリオストロ」と、ナーフ前の能力に上方修正された「幻惑の奇術師」によって強化されています。
秘術ウィッチの長所は、Tier1の復讐ヴァンパイアに対して有利であることです。
逆に、秘術ウィッチの弱点は天狐ビショップなど回復系のデッキに弱いことですが、ナーフ後の環境では天狐ビショップが減るので、アンリミテッド環境での立ち位置は上がります。
けんぴ選手のTwitterによると、スペルはすべて対ネクロマンサーが意識されているようです。たとえば、双璧の召喚よりも大召喚の方が優先されています。
秘術ウィッチ(JCG準優勝デッキ、アンリミテッド)
2つ目は、JCG Shadowverse Open 6th Season Vol.8(7月15日、アンリミテッド大会)で準優勝のふろんと氏の秘術ウィッチのデッキレシピです。
1つ目のデッキとの違いは、対OTKエルフが意識されていることです。
守護の枚数が多く、くず鉄の練成2枚、ルーンガーディアン2枚、大召喚1枚、双璧の召喚3枚で、守護が合計8枚採用されています。
後攻4ターン目は、3枚採用の「開闢の錬金術師・カリオストロ」で動けるので、2コストフォロワーは8枚の少なめで、ルーンの貫きが不採用となっています。
秘術ウィッチのデッキレシピの引用元ツイッターまとめ
夜はどうにか枠作ろうと思ったんだけど、復讐意識でネクロにアサシンが積まれそうだから邪魔になりそう、無くても復讐にはガン有利、この土秘術バランスが気持ちいいという事で不採用。
スペルは全部ネクロ意識です。双璧はヘクターで剥がされるため、展開多くて0/2守護の偉い大召喚のが優先度高め。 pic.twitter.com/CnCVKugh2r
— けんぴ (@nyamoshi334) July 15, 2018
Jcg6thseason vol.8アンリミテッド
準優勝しました
使った構築は骸ヘクターネクロと秘術ウィッチです。エルフをメインで見て天狐めちゃくちゃ見てません()
感想:天狐辛かったです
yoshiokaさんとは無制約窓で御一緒させて頂いており無制約窓で1、2を独占できてとても嬉しいです。 pic.twitter.com/9M3ppsXq4n— ふろんと@青江の一番弟子 (@fro_verse) July 15, 2018