翠嵐アグロエルフ(23連勝デッキ、ローテーション)
アディショナルカード「翠嵐の斧使い」が採用されている珍しいタイプのアグロエルフで、めうっきゅ氏のローテーション23連勝のデッキレシピです。
ローテーション環境のアグロエルフは、ガチガチのアグロデッキというよりは、盤面を重視するのでミッドレンジ色の高いデッキタイプとなっています。
そこで7コストの翠嵐の斧使いが入る余地があるというわけですが、後述の通常のアグロエルフ(ローテーション25連勝)のデッキレシピと比較すると、
OUT:エルフの鍛冶師・レーネ3枚、妖精の調べ1枚、ビートルウォーリアー2枚、妖精の使役者3枚
IN:森荒らしへの報い3枚、大魔法の妖精・リラ2枚、スターリーエルフ1枚、翠嵐の斧使い3枚
となっています。
アグロエルフとして、デッキが重くなりすぎるのは良くないので、翠嵐の斧使いの枠を取るために、使うターンが最も遅い妖精の使役者が抜かれています。翠嵐の斧使いと妖精の使役者は両方とも手札(フェアリー)を必要とするカードなので、両者を共存させるのも一つの手ですが、そうすると手札が足りなくなる懸念もあります。
妖精の調べが1枚抜かれているのは、ランクマッチでのドラゴンの増加が影響しているかもしれないです。ドラゴニュートの威圧がキープされることが多いので、盤面にフェアリーを並べた時点で全体除去されがちですし、全体バフで体力が2になってもエンハンスなら取られてしまいます。
この翠嵐アグロエルフは、先攻でかなり強そうなイメージです。
先攻の場合はエルフの鍛冶師・レーネの不採用の影響が少ないですし、大魔法の妖精・リラで盤面を強くしやすいので、5ターン目にイピリアを置きやすそうです。大型守護を割る手段も、大魔法の妖精・リラ、歴戦の鷹匠進化からの必殺持ちの飛翔する狩鳥だけでなく、進化権なしでも翠嵐の斧使いの突進で守護を割れるのが強いと思います。
森荒らしへの報いも、進化権なしでの除去手段として使えますし、1枚でプレイ回数を2回稼げるので、翠嵐の斧使いとの相性も悪くないです。
逆に、後攻の場合はエルフの鍛冶師・レーネがないのが気になります。
後攻4~5ターン目のレーネ進化で一気に盤面を取ることは不可能なので、森荒らしへの報いやインセクトキングなどの除去カードで早めにフォロワーを除去したいです。これらのカードや対空射撃を絡めれば、進化ターンに2~3面除去は可能ですし、茨の森3枚とスターリーエルフ3枚の6枚もあるので、レーネなしでも意外と平気なのかもしれないです。
アグロエルフ(25連勝デッキ、ローテーション)
次は、サリ氏のローテーション25連勝のアグロエルフのデッキレシピです。
このデッキレシピは、最も有名なアグロエルフのデッキレシピの一つだと思いますが、25連勝を記録したということで記事で取り上げています。
新環境の初期からかなり広まっているデッキレシピで、実際にJCG大会で優勝者と準優勝者が全く同じレシピのアグロエルフを使っていたこともあります。(参考記事:JCG大会優勝&準優勝のアグロエルフのデッキレシピ↓)
Shadowverse Logのデータ(2018年6月11日~2018年6月17日)によると、ローテーション環境でのアグロエルフの使用率は第3位で、現在でもTier1の立ち位置を堂々とキープしています。勝率も55%でランクマッチで最も勝ちやすいデッキタイプの一つです。
アグロエルフのデッキレシピの引用元ツイッターまとめ
マスター帯23連勝エルフ
どこにでもありそうなデッキです。 pic.twitter.com/zQrCfc9dZj— めうっきゅ (@meumeumememe) June 18, 2018
アグロエルフで25連勝しました〜〜!!!
コピーデッカーでも勝てるしやっぱり今の環境エルフ強すぎる。笑 pic.twitter.com/9DrkdNrWD8— サリ (@Sari___77) June 13, 2018