アグロエルフ(19連勝デッキ、ローテーション)
7月18日のナーフ後の新環境で、平田社長がローテーション19連勝を記録していて、構築はあぐのむ氏のアグロエルフのデッキレシピです。
アグロエルフはイピリアがナーフされた関係で、翠嵐の斧使い採用型のミッドレンジ寄りのデッキ構築が増えていますが、軽い構築のアグロエルフも依然として有力です。
ナーフ前環境のアグロエルフとの違いとして、
・森荒らしへの報い2枚
・自然の教え手・アレア2枚
・イピリア1枚
の辺りが変更点になります。
ただし、森荒らしへの報いも自然の教え手・アレアも、ナーフ前でも時折採用されていたカードなので、6コストにナーフされたイピリアが1枚に減らされているのが最も大きな変更点でしょう。
もともと、アグロエルフの4コスト以上のカードは、妖精の使役者3枚とイピリア3枚の計6枚の構築が多かったです。
イピリア2枚が自然の教え手・アレア2枚に変更されていますが、「アレア+蔦の魔弾(1コスト)」で合計5コストなので、デッキバランスは変わっていないと思います。
イピリアが使いづらくなった影響は数字に表れており、Shadowverse Logのデータによると、先週と今週の勝率の変化は、
対ミッドレンジロイヤル:勝率41.8%→45.3%
対操り人形ネメシス:勝率48.7%→46%
対ギガントキマイラウィッチ:勝率71.1%→62.8%
対ランプドラゴン:勝率63.6%→59.6%
となっており、ギガントキマイラウィッチとランプドラゴンに対する勝率がかなり落ちているのが分かります。
ギガントキマイラウィッチは潜伏除去の手段がノヴァフレアの2点かギガントキマイラぐらいしかないですし、ランプドラゴンのドラゴニュートの威圧やプロトバハムートをイピリアならかわせました。
操り人形ネメシスに対しては、外界からの侵略者・バジリスの進化時効果をイピリアだとかわせたのですが、イピリア以外だとかわすのが難しくなります。妖精の使役者を強く使えるターンには、4ターン目に置かれた「立ち上がり鋼の戦士・シロウ」からの「甦りし鋼の戦士・ロボミ」の守護が間に合いやすいです。
ミッドレンジロイヤルに対する勝率が上がっているのは、翠嵐の斧使い採用型などのミッドレンジ寄りのデッキ構築が増えたためだと思います。
このように、対ウィッチや対ドラゴンの勝率は下がっているのですが、それでも勝率60%近くで明確に有利です。さらに、ミッドレンジロイヤルや操り人形ネメシスに対しても微不利の範囲内に収まっています。(対ミッドレンジロイヤルの場合は、ミッドレンジエルフ寄りの構築が勝率を上げている部分もあるので、微不利で済んでいない可能性もありますが)
いずれにしても、アグロエルフの全体勝率は54.4%(ナーフ前は55.1%)で高水準なので、ナーフ後環境でも有力なデッキタイプです。
アグロエルフのデッキレシピの引用元ツイッター
https://twitter.com/hirata0203/status/1021049830892744706
情報商材売ってません。平田さんに無料で"コーチング"させられました
— あぐのむ/SVG (@agunomomoclo) July 22, 2018