「起源の光、終焉の闇」のアディショナルカード(追加カード)全17枚の新カード評価をしています。アディショナルカードは、各クラスでレジェンド1枚とゴールド1枚が追加され、ニュートラルはゴールド1枚のみが追加されます。全17枚のカードテキストとカード評価のまとめです。
A評価・・・文句なしで強力なカード。
B評価・・・採用基準をギリギリ満たす。
C評価・・・採用基準には足りていない。
D評価・・・カードパワーが低すぎる。
【2018/6/3】カード評価を更新してデッキレシピ例を12個追加。
翠嵐の斧使い
歴戦の鷹匠
スパルタクス
悪魔伯爵・ダリオ
真実の究明者・ファウスト
オニオン軍団の長・バーゼント
銀氷のドラゴニュート・フィルレイン
竜鎧の戦士
幽霊支配人・アーカス
スカルデッドロード
人狼の王・ヴァルツ
宵の吸血鬼・ヴァーニア
ツタンカーメン
詠唱:白牙の神殿
魔導電磁サイ
心無き決闘
オケアノス
翠嵐の斧使い(エルフ、アディショナル)
翠嵐の斧使い(エルフ)
レジェンド フォロワー 7コスト
進化前6/5→進化後8/7
突進
【ファンファーレ】このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン終了時、このターン中にカードを3枚以上プレイしていたなら、相手のリーダーに2ダメージ」を持つ。(翠嵐の斧使いの能力が複数働いた場合、リーダーは同じ能力を複数持つ)
翠嵐の斧使いのカード評価
カード評価:B+
突進持ちなので進化権を温存しやすく腐りづらいフォロワーで、リーダーに付く永続能力も悪くないです。
6コストのカシオペアとクリスタリア・エリン、8コストのエリン(エンハンス)に挟まれる形なので、翠嵐の斧使いは7コスト枠を埋めるフォロワーとしてミッドレンジエルフで採用しやすいです。
長期戦でもつれる展開だと永続能力が非常に強いのですが、ジャングルの守護者などで10ターン付近で決着するパターンも少なくなく、その場合は能力を数回しか発動できなくなります。
そこで、前環境のローテーション25連勝のミッドレンジエルフのようなアグロ寄りのミッドレンジエルフで採用するのも一つの手です。フェアリーなどの低コストが多いので永続能力を起動しやすく、リーダーへの2点ダメージを生かしやすいと思います。
重めのミッドレンジエルフよりは、軽めのミッドレンジエルフ向けで、連勝デッキもいくつか出てきているのでB+評価にしたいと思います。
翠嵐の斧使いを採用したデッキレシピの例(↓)
歴戦の鷹匠(エルフ、アディショナル)
歴戦の鷹匠(エルフ)
ゴールド フォロワー 2コスト
進化前1/3→進化後2/4
【ファンファーレ】飛翔する狩鳥1枚を手札に加える。
【進化時】自分の手札の飛翔する狩鳥すべては必殺を持つ。
歴戦の鷹匠のカード評価
カード評価:B+
ファンファーレで手札に加える飛翔する狩鳥が3コスト2/1疾走なので、2ターン目に歴戦の鷹匠→3ターン目に飛翔する狩鳥、という流れでPP通りに自然にフォロワーを展開できます。
2ターン目に歴戦の鷹匠、3ターン目に茨の森の動きも強く、相手の2/2フォロワーを一方的に取れます。リソース面でも先攻で力を発揮しやすいフォロワーだと思います。逆に、後攻だとスタッツ1/3が嵐の槍使いや茨の森などで一方的に取られるリスクがあります。
飛翔する狩鳥は疾走持ちなので、トップに強いのは長所です。対空射撃などで歴戦の鷹匠か飛翔する狩鳥を手札に戻して、疾走を使い回す動きも効果的です。
アグロエルフでは疾走がデッキコンセプトに合いますし、ミッドレンジエルフでは除去に使えるだけでなく、序盤から中盤にかけて相手のライフを削るのに役立ちます。相手の大型フォロワーが予想される場合は、歴戦の鷹匠を進化して飛翔する狩鳥に必殺を持たせるのも悪くないです。
進化後のスタッツが2/4で低いのが気になりますが、アグロエルフでもミッドレンジエルフでも強くて汎用性が高いので、B+評価にしたいと思います。
飛翔する狩鳥を採用したデッキレシピの例(↓)
スパルタクス(ロイヤル、アディショナル)
スパルタクス(ロイヤル)
レジェンド フォロワー(指揮官) 6コスト
進化前4/5→進化後6/7
自分のターン終了時、兵士・フォロワーをランダムに2枚、自分のデッキから手札に加える。
【ファンファーレ】自分のデッキの下にある死神のカードを勝利のカードに変身させる。
スパルタクスのカード評価
カード評価:C
デッキ切れによる特殊勝利を狙えるユニークなカードです。
デッキ切れによる勝利を狙うためには、クロノスで大量にドローすることが必要になります。
しかし、特殊勝利を考えないとすると、6コスト4/5で突進も守護も持っていないので、かなり出しづらいイメージです。
兵士フォロワーを2枚サーチできますが、そもそもドローできるタイミングが6ターン目以降で遅いという問題があります。兵士フォロワーをデッキから抜くことにより、7ターン目の騎士王・アーサーが弱くなってしまう可能性もあります。
特殊勝利を生かした強力なデッキが現れない限りは、採用基準には満たないC評価ぐらいだと思います。
スパルタクスを採用したデッキレシピの例(↓)
悪魔伯爵・ダリオ(ロイヤル、アディショナル)
悪魔伯爵・ダリオ(ロイヤル)
ゴールド フォロワー(指揮官) 2コスト
進化前2/1→進化後4/3
相手は、能力でこのフォロワーを選択できるとき、このフォロワーしか選択できない。
このフォロワーは、カードの能力によって破壊されない。(攻撃によるダメージや、能力によるダメージでは破壊される)
悪魔伯爵・ダリオのカード評価
カード評価:C+
ヴァンパイアの愛の悪魔・ガレットの能力と、ロイヤルの古の英雄の能力を合わせたようなフォロワーです。
他のフォロワーを選択不能にして守る動きは面白いですが、悪魔伯爵・ダリオ自身が体力1で簡単に処理されやすいのが気になります。
ミッドレンジロイヤルでは、他の2コストフォロワーが強いですし、騎士王・アーサーから出してもドラゴニュートの威圧などのダメージ系の全体除去で破壊されてしまいます。
2コストの指揮官として、援護射撃ロイヤルへの採用は考えられますが、2/2スタッツの空の指揮官・セリアや高潔なる大臣があるので、採用するかどうかは微妙なところです。
採用基準に少し足らないぐらいのC+評価にしたいと思います。
真実の究明者・ファウスト(ウィッチ、アディショナル)
真実の究明者・ファウスト(ウィッチ)
レジェンド フォロワー 5コスト
進化前4/5→進化後6/7
【ファンファーレ】このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン終了時、自分の場にフォロワーがいるなら、【土の秘術】ランダムな自分のフォロワー1体を+2/+1する」を持つ。(真実の究明者・ファウストの能力が複数働いた場合、リーダーは同じ能力を複数持つ)
真実の究明者・ファウストのカード評価
カード評価:B
土の秘術の永続効果をリーダーに持たせるフォロワーで、秘術ウィッチの穴である5ターン目を埋めるカードとして考えられます。
土の印を1つ消費して+2/+1のバフをするのは、幻惑の奇術師が2/1なのを考えると、それほど効率は悪くないです。ファウスト自身は5コスト4/5の標準スタッツで、進化後にバフされるとスタッツ8/8になるので、かなりのプレッシャーをかけられます。
しかし、勝手に土の印を使ってしまうのが大きな短所です。たとえば、5ターン目のファウストで盤面に1つしかない土の印を使ってしまい、6ターン目に偉大なる魔術師・レヴィの全体3点除去ができない状況が考えられます。
逆に、大召喚(オズの大魔女+大召喚)を効果的に使うために、盤面を空けておきたい場合もあるでしょう。
土の印が大量に余っている状況では強く、逆に足りない状況では弱いということで、カードパワーが不安定なことを考慮して採用基準ギリギリのB評価にしたいと思います。
オニオン軍団の長・バーゼント(ウィッチ、アディショナル)
オニオン軍団の長・バーゼント(ウィッチ)
ゴールド フォロワー 7コスト
進化前5/5→進化後7/7
【ファンファーレ】オニオン軍団1体を出す。このバトル中、自分のリーダーは「自分がスペルをプレイするたび、オニオン軍団1体を出す」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
オニオン軍団
オニオン軍団(ウィッチ)
ゴールド フォロワー 2コスト
進化前1/1→進化後3/3
【攻撃時】スペルブーストする。
オニオン軍団の長・バーゼントのカード評価
カード評価:D
7コストでスタッツ5/5+1/1で、突進も守護もないのが弱く、かなり出しづらいです。
オニオン軍団がスペルブーストを持つので、ギガントキマイラウィッチ向けですが、9ターン付近で勝利を目指すデッキタイプなので、リーダーの永続能力を生かしづらいです。
逆に、オニオン軍団が活躍する展開というのは、大事故でギガントキマイラなどのフィニッシャーを引けずに長引いたパターンで、消極的な採用となってしまいます。
カードパワー自体が低く、デッキタイプとの相性も悪いので、構築ではほぼ採用されないD評価にします。
銀氷のドラゴニュート・フィルレイン(ドラゴン、アディショナル)
銀氷のドラゴニュート・フィルレイン(ドラゴン)
レジェンド フォロワー 2コスト
進化前1/3→進化後2/4
【ファンファーレ】銀氷の吐息1枚を手札に加える。
【進化時】相手のフォロワー1体に1ダメージ。
銀氷の吐息
銀氷の吐息(ドラゴン)
レジェンド スペル 2コスト
相手のフォロワー1体を選択する。そのフォロワーがダメージを受けているなら、破壊する。ダメージを受けていないなら、1ダメージ。
銀氷のドラゴニュート・フィルレインのカード評価
カード評価:A+
ファンファーレで手札に加える銀氷の吐息が非常に強いです。
対アグロと対大型フォロワーのどちらでも使える除去スペルで、手札にあるだけで相手の動きを牽制できます。
進化効果の1点ダメージが銀氷の吐息と噛み合っており、4PPで進化突進2点+確定除去ができます。4PPで進化突進2点+1点+1点の3体処理も可能となります。
進化ターンでは、ダメージを受けた相手の進化後フォロワーに銀氷の吐息を使うことで、破魂の少女のようなイメージで除去できます。破魂の少女と天弓の天使・リリエルという2種類の強力なフォロワーが組み合わさったような性能です。
原初ドラゴンやリントヴルムドラゴンとの相性が特に良いですが、普通のランプドラゴンやフェイスドラゴンに入れても非常に強いです。
どのようなドラゴンデッキにも入れられる強力なカードなので、A+評価に上げたいと思います。銀氷のドラゴニュート・フィルレインのカード評価のページでも詳しく書いています。
銀氷のドラゴニュート・フィルレインを採用したデッキレシピの例(↓)
竜鎧の戦士(ドラゴン、アディショナル)
竜鎧の戦士(ドラゴン)
ゴールド フォロワー 8コスト
進化前7/7→進化後9/9
守護
【ファンファーレ】このバトル中、自分のリーダーは「自分がフォロワー以外のカードをプレイするたび、相手のリーダーに1ダメージ」を持つ。(竜鎧の戦士の能力が複数働いた場合、リーダーは同じ能力を複数持つ)
竜鎧の戦士のカード評価
カード評価:B
リーダーに永続能力を付けられるフォロワーです。
永続能力はダメージが1点なので地味に見えますが、ドラゴンはスペルが多いクラスですし、デッキ構築次第ではカードパワーを十分に生かせます。特にリントヴルムドラゴンとの相性が良いです。
2枚以上引いた場合に、永続能力が重なるのも長所です。
8コストでやや重いですが、PPブーストすれば早めに出すことができます。守護を持っているので出しやすく、スタッツ7/7の大型フォロワーなので、相手にプレッシャーをかけることができます。
採用基準レベルのカードパワーは十分にあると思うので、B評価にしたいです。
竜鎧の戦士を採用したデッキレシピの例(↓)
幽霊支配人・アーカス(ネクロマンサー、アディショナル)
幽霊支配人・アーカス(ネクロマンサー)
レジェンド フォロワー 7コスト
進化前6/6→進化後8/8
【ファンファーレ】このバトル中、自分のリーダーは「自分が元のコスト3以下のフォロワーをプレイしたとき、それを破壊する。その後、ゴーストX体を出す。Xは「そのフォロワーの元のコストの値」である」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
幽霊支配人・アーカスのカード評価
カード評価:B+
リーダーに永続能力を与えるタイプのフォロワーです。永続能力で3コスト以下のフォロワーをゴーストとして使えるようになります。
3コストフォロワーなら自由に3点飛ばせる除去スペル、または疾走3点としてゴーストを使えます。2コストフォロワーなら除去2点、または疾走2点です。ゴーストの疾走は、ファントムハウルのようなイメージですね。
アンドレアルフスや純心の歌い手なら、1~2枚ドローをしながらゴーストを2~3体出せるので、強力な動きになります。
ダラダラ天使・エフェメラや魔将軍・ヘクターと相性が良く、エフェメラならゴースト4体で疾走8点、3コストフォロワー+ヘクターなら10PPで疾走9点を飛ばせます。
バイヴカハとの相性も非常に良く、エンハンス6でゴーストを全体バフしながら、ゴーストを3体出す動きは非常に強力です。
ただし、幽霊支配人・アーカスを出すタイミングの隙が大きく、突進も守護もないので進化権がないと出しづらいです。また、よろめく不死者や闇の従者のような強力なラストワード持ちフォロワーが、ローテーションで使えないのもマイナスです。
それを差し引いても永続能力はかなり強力ですが、出しづらさと2枚目以降が腐ることを考えて、B+評価にしたいと思います。
幽霊支配人・アーカスを採用したデッキレシピの例(↓)
スカルデッドロード(ネクロマンサー、アディショナル)
スカルデッドロード(ネクロマンサー)
ゴールド フォロワー 2コスト
進化前1/3→進化後3/5
<進化前>
【ラストワード】ランダムな自分のフォロワー1体は「【ラストワード】スケルトン1体を出す」を持つ。
<進化後>
【ラストワード】ランダムな自分のフォロワー1体は「【ラストワード】ゾンビ1体を出す」を持つ。
スカルデッドロードのカード評価
カード評価:B
骸骨虫と同じ2コスト1/3のスタッツで、ラストワードで味方フォロワーにラストワードを付与します。
ラストワードを2回経由するので、能力の効果が現れるのが遅いのと、他のフォロワーを一掃されてから処理されると弱いのが気になります。
進化をしても、ラストワードで出てくるフォロワーのスタッツが+1/+1するだけなので、進化効果としては地味です。アンドレアルフスや天界の尖兵など、進化権を切りたいフォロワーが他にいますね。
後攻の場合は、盤面に他のフォロワーが残りづらいという問題があります。相手の2/2フォロワーとトレードできないですし、嵐の槍使いに一方的に取られるなど、スタッツ1/3の欠点が目立ちます。
しかし、先攻で盤面を強くしながら攻める展開なら骸骨虫よりも強そうですし、スカルリングから出た場合でもラストワード能力なので悪くないです。デーモンイーターと相性が良いという長所もあります。
したがって、カード評価は骸骨虫と同じく、ギリギリ採用基準に入るB評価にしたいと思います。
スカルデッドロードを採用したデッキレシピの例(↓)
人狼の王・ヴァルツ(ヴァンパイア、アディショナル)
人狼の王・ヴァルツ(ヴァンパイア)
レジェンド フォロワー 3コスト
進化前3/2→進化後5/4
自分がブラッドムーンをプレイしたとき、このフォロワーは進化する。
【ファンファーレ】ブラッドムーン1枚を手札に加える。
人狼の王・ヴァルツのカード評価
カード評価:A
ファンファーレでブラッドムーンが手札に入るので、復讐ヴァンパイアやコントロールヴァンパイアで強力なカードです。
ブラッドムーンは復讐入りのためのキーカードなので、フォロワーを出しながら自然にキーカードが入手できると考えると非常に強いです。他のデッキで例えるなら、OTKエルフでミニゴブリンメイジからリノセウスを手札に加える感覚でしょうか。
3PPで標準スタッツの3/2として出せますし、ヴァルツ+ブラッドムーンでヴァルツが進化するので、6PPで5/4突進としても使えます。腐りにくいフォロワーで、進化権の温存にも役立つのが長所です。
キーカードを確定で入手できるだけでなく、5/4突進としても使えるメリットがあるので、A評価にしたいと思います。人狼の王・ヴァルツのカード評価でも詳しく書いています。
人狼の王・ヴァルツを採用したデッキレシピの例(↓)
宵の吸血鬼・ヴァーニア(ヴァンパイア、アディショナル)
宵の吸血鬼・ヴァーニア(ヴァンパイア)
ゴールド フォロワー 2コスト
進化前1/1→進化後3/3
・白夜の吸血鬼・ヴァーニア
・真夜中の吸血鬼・ヴァーニア
手札にあるとき、自分の残りPPが2以上で、復讐状態ならチョイスしたカードとしてプレイする。
———-
【ファンファーレ】フォレストバット1体を出す。
白夜の吸血鬼・ヴァーニア
白夜の吸血鬼・ヴァーニア(ヴァンパイア)
ゴールド フォロワー 2コスト
進化前1/1→進化後3/3
自分の場にフォレストバットが出るたび、自分のリーダーを1回復。
【ファンファーレ】フォレストバット1体を出す。
真夜中の吸血鬼・ヴァーニア
真夜中の吸血鬼・ヴァーニア(ヴァンパイア)
ゴールド フォロワー 2コスト
進化前1/1→進化後3/3
自分の場にフォレストバットが出るたび、相手のリーダーに1ダメージ。
【ファンファーレ】フォレストバット1体を出す。
宵の吸血鬼・ヴァーニアのカード評価
評価:C+
1/1フォロワーを2体並べるので眷属の召喚と似ているカードです。
復讐状態なら強い動きが可能で、たとえば4PPで、(真夜中の吸血鬼)ヴァーニア+眷属への召喚+眷属への贈り物で、相手のリーダーに5点ダメージを与えることができます。
血統の王と組み合わせると非常に強力な動きができます。たとえば6PPで、(真夜中の吸血鬼)ヴァーニア2枚+眷属への召喚+眷属への贈り物で合計14点(進化込みで16点)を飛ばせます。出てきた疾走持ちのフォレストバットをトレードで消しながら、ヴァーニアの効果でダメージを飛ばしていく感じです。進化後の血統の王の3点と合わせると、6PPで19点ダメージが可能です。
しかし、バフォメットのサーチに引っかかるので、血統の王の確定サーチを邪魔するのが大きなデメリットとなります。
復讐状態でないと弱いこともあり、眷属の召喚と比べて、長所よりも短所が目立つので、採用基準にはやや足りないC+評価にしたいと思います。
ツタンカーメン(ビショップ、アディショナル)
ツタンカーメン(ビショップ)
レジェンド フォロワー 6コスト
進化前6/4→進化後8/6
【ラストワード】破壊される直前の体力が2以上だったなら、ツタンカーメン1体を出し、体力を1にする。
ツタンカーメンのカード評価
カード評価:B
条件付きでラストワードでの復活ができて、復活後のスタッツは6/1となります。
普通にラストワードで1回復活すると、総スタッツが6/4+6/1なので、悪くないイメージです。ただし、相手によっては消滅されたり、3点+1点ダメージで復活できないように調整されたり、復活した6/1のツタンカーメンを簡単に処理されたりしてしまいます。
白翼の守護神・アイテールとの相性が良く、復活後のツタンカーメンの体力を2にできれば、2回目以降の復活を狙うことができます。この場合、アイテールから2体目のツタンカーメンも出てくるので、非常に強い盤面となります。
ポテンシャルはそれなりにありますが、強い時と弱い時の差が激しいのと、教会ビショップとの相性の悪さを加味して、B評価にしたいと思います。ツタンカーメンのカード評価のページでも詳しく書いています。
ツタンカーメンを採用したデッキレシピの例(↓)
詠唱:白牙の神殿(ビショップ、アディショナル)
詠唱:白牙の神殿(ビショップ)
ゴールド アミュレット 3コスト
カウントダウン8
自分のターン終了時、自分のリーダーを1回復。
「自分のリーダーか自分のフォロワー(または両方)を回復させる」能力が働くたび、このアミュレットのカウントダウンを1進める。
【ラストワード】大翼の白竜1体を出す。
詠唱:白牙の神殿のカード評価
カード評価:B+
ペガサスの結晶像と詠唱:白竜降臨を組み合わせたような効果を持つアミュレットです。
1ターンにカウントが2進むので、何もしないと実質カウントダウン4と同じです。この場合は、3コストのカウントダウン4で、6/6フォロワーを出しながら、同時にリーダーを4点回復しています。
他のカードで回復を2回した場合は、カウントダウンが実質3で6/6フォロワー+リーダー3点回復なので、カードパワーはまあまあという感じです。
天狐の社との相性が非常に良く、他の回復を2回した場合は、天狐の社の能力を(白牙の神殿分だけで)3回起動しながら、6/6フォロワー+リーダー3点回復なので、カードパワーが非常に高くなります。
天狐の社と白牙の神殿を両方置こうとすると、テンポロスが大きくなりそうですが、回復があるのでライフと盤面を取り返しやすいです。
特に、先攻3ターンに白牙の神殿→先攻4ターンに天狐の社とすると、回復しながらすぐに盤面に2点飛ばせるので、先攻の場合は白牙の神殿と天狐の社を無理なく両方を置きやすいです。
天狐の社とのコンボが非常に強力なので、B+評価にしたいと思います。
魔導電磁サイ(ネメシス、アディショナル)
魔導電磁サイ(ネメシス)
レジェンド フォロワー 7コスト
進化前0/7→進化後2/9
突進
【攻撃時】アーティファクト電磁サイ3枚をデッキに加える。
【ファンファーレ】+X/+0する。Xは「自分のデッキに残っているアーティファクト・カードの枚数」である。
アーティファクト電磁サイ
アーティファクト電磁サイ(ネメシス)
レジェンド フォロワー(アーティファクト) 7コスト
進化前0/7→進化後2/9
突進
【攻撃時】アーティファクト電磁サイ3枚をデッキに加える。
【ファンファーレ】+X/+0する。Xは「自分のデッキに残っているアーティファクト・カードの枚数」である。
魔導電磁サイのカード評価
カード評価:C
デッキ内のアーティファクト・カードの枚数が攻撃力となり、フィニッシャーになりうる突進フォロワーです。
攻撃時にデッキに3枚加える「アーティファクト電磁サイ」は、アーティファクトであること以外は「魔導電磁サイ」と全く同じフォロワーで、出せば出すほどデッキ内のアーティファクト電磁サイの枚数が増えていきます。
しかし、コストが重くて小回りの利かないカードですし、出せば出すほどデッキが電磁サイだらけになり、デッキの柔軟性や対応力が失われやすいです。デウスエクスマキナで、コストの踏み倒しとドローの加速をしないと使いづらいフォロワーだと思います。
さらに、アーティファクト電磁サイをデッキに加えるタイミングが攻撃時なので、電磁魔導サイを最初に出した時の攻撃力が心配です。7コストで重いカードなので、最初に出す時にもし弱いと致命的となります。
フィニッシャーとしては疾走でなく突進なのが弱く、除去カードとしてはデメリットが目立つので、採用基準には足りないC評価とします。
心無き決闘(ネメシス、アディショナル)
心無き決闘(ネメシス)
ゴールド スペル 5コスト
・ロイド
・ヴィクトリア
チョイスしたカード1体を出す。操り人形1枚を手札に加える。
エンハンス7;チョイスしたフォロワーは+0/+3されて、必殺を持つ。
ロイド
ロイド(ネメシス)
レジェンド フォロワー 3コスト
進化前1/4→進化後3/6
守護
相手は、能力でこのフォロワーを選択できるとき、このフォロワーしか選択できない。
ヴィクトリア
ヴィクトリア(ネメシス)
ゴールド フォロワー 3コスト
進化前3/1→進化後5/3
突進
【攻撃時】フォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与え合う前に)、そのフォロワーに「このフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。
心無き決闘のカード評価
カード評価:D
5コストで使った場合に、3コストフォロワー+操り人形1枚なので、そもそもカードパワーが低いです。
ヴィクトリアを除去として使う場合でも、ロイドを守護として使う場合でも、5コストという重さがネックになるでしょう。
5コストで弱い時点で駄目ですが、7コストで出しても3/4突進必殺か1/7守護必殺なので、やはりカードパワーが足りていない印象です。
構築ではまず採用されないD評価にしたいと思います。
オケアノス(ニュートラル、アディショナル)
オケアノス(ニュートラル)
ゴールド フォロワー 4コスト
進化前3/4→進化後5/6
・慈愛の雫
・慈悲無き激流
【ファンファーレ】チョイスしたカード1枚を手札に加える。
慈愛の雫
慈愛の雫(ニュートラル)
ゴールド スペル 1コスト
自分のリーダーか自分のフォロワー1体を2回復。
慈悲無き激流
慈悲無き激流(ニュートラル)
ゴールド スペル 3コスト
体力4以下の相手のフォロワー1体を破壊する。
オケアノスのカード評価
評価:B
魔導狙撃士・ワルツや斬竜剣士・ロイに似ていて、ファンファーレで手札に加えるスペルを、チョイスで選べるフォロワーです。
コスト的に使いやすいのは1コストの慈愛の雫の方で、天狐の社ビショップに噛み合います。4PPでも5PPでも動けますし、天狐の社がある場合は、能力を起動するタイミングを選べます。
慈悲無き激流の方は、ワルツの必殺の魔弾(1コスト)やロイの殺竜剣(2コスト)と比べると、3コストでやや重いイメージですが、3コストで体力4以下を破壊できる標準的な除去スペルなので腐りづらいです。
特にビショップは4点除去を苦手としているので、その点でも天狐の社ビショップとは相性が良いです。
慈愛の雫と慈悲無き激流のどちらを選んだ場合でも、カードパワー自体はほどほどですが、どちらかを選べるのが大きいです。
天狐の社ビショップか、ジンジャーウィッチの4コスト枠で採用候補になると思うので、B評価にしたいと思います。
アディショナルカードのカード評価まとめ
A評価・・・文句なしで強力なカード。
B評価・・・採用基準をギリギリ満たす。
C評価・・・採用基準には足りていない。
D評価・・・カードパワーが低すぎる。